1- *fold.txt* For Vim バージョン 9.0. Last change: 2022 Jan 22
1+ *fold.txt* For Vim バージョン 9.0. Last change: 2022 Oct 01
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44 VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
3434 marker テキスト中の印で折り畳みを定義する
3535
3636
37- 手動(MANUAL) *fold-manual*
37+ ☆手動 *fold-manual*
3838
3939折り畳み領域を定義するためにコマンドを手動で利用する。これはテキスト中の折り畳
4040みを行う箇所をスクリプトにより解析するのに使うこともできる。
4646マンドを使用する。後に復元するには| :loadview | を使用する。
4747
4848
49- インデント(INDENT) *fold-indent*
49+ ☆ インデント *fold-indent*
5050
5151折り畳みは各行のインデントにより自動的に定義される。
5252
6565で、ある行のインデントを取得するのに、関数| indent() | を使うことができる。
6666
6767
68- 式(EXPR) *fold-expr*
68+ ☆式 *fold-expr*
6969
7070折り畳みは "indent" 方式のように、折り畳みレベルによって自動的に定義される。
7171'foldexpr' オプションの値は、各行についてこの折り畳みレベルを計算するためにス
7272クリプトとして実行される。例:
7373タブで始まる一連の行範囲を1つの折り畳みにまとめる: >
7474 :set foldexpr=getline(v:lnum)[0]==\"\\t\"
75- 折り畳みレベルを計算するのに Vim script の関数を呼び出す: >
76- :set foldexpr=MyFoldLevel(v:lnum)
7775 空行で仕切られた「段落」を折り畳みとする: >
7876 :set foldexpr=getline(v:lnum)=~'^\\s*$'&&getline(v:lnum+1)=~'\\S'?'<1':1
7977 同じ事(「段落」を折り畳みに)をする別の表現: >
8078 :set foldexpr=getline(v:lnum-1)=~'^\\s*$'&&getline(v:lnum)=~'\\S'?'>1':1
8179
80+ 最も効果的なのはコンパイル済み関数を引数なしで呼ぶ: >
81+ :set foldexpr=MyFoldLevel()
82+ 関数は v:lnum を使用しなくてはいけない。| expr-option-function | を参照。
83+
8284バックスラッシュ(日本では \ 記号)が ":set" の流儀で、通常とは異なるキャラクタ
8385(空白文字、バックスラッシュ、ダブルクォート、その他、詳細は| option-backslash |
8486参照)をエスケープしていることに注意。
@@ -143,7 +145,7 @@ NOTE: 各行について式評価が実行されるので、この折り畳み
143145に更新すること。
144146
145147
146- 構文(SYNTAX) *fold-syntax*
148+ ☆構文 *fold-syntax*
147149
148150折り畳みが "fold" 引数を持つ構文要素によって定義される。 | :syn-fold |
149151
@@ -156,7 +158,7 @@ NOTE: 各行について式評価が実行されるので、この折り畳み
156158 :syn sync fromstart
157159
158160
159- 差分(DIFF) *fold-diff*
161+ ☆差分 *fold-diff*
160162
161163テキストの変更された箇所とその近辺以外が自動的に折り畳みとして定義される。
162164
@@ -173,7 +175,7 @@ NOTE: 各行について式評価が実行されるので、この折り畳み
173175'scrollbind' が設定されているとき、Vimは他のウィンドウと見た目が同じになるよう
174176にフォールドを開いた状態に保とうとする。
175177
176- 印(MARKER) *fold-marker*
178+ ☆印 *fold-marker*
177179
178180テキスト中の印により折り畳みの開始と終了地点を指定する。これにより明確に折り畳
179181みを設定することができる。また誤った行を含むことなく、折り畳みを削除・設定でき
@@ -465,7 +467,7 @@ zk カーソルより上方の折り畳みへ移動する。閉じられた折
465467==============================================================================
4664683. 折り畳みオプション *fold-options*
467469
468- 色 *fold-colors*
470+ ☆ 色 *fold-colors*
469471
470472閉じられた折り畳みの色はFoldedグループによって設定される| hl-Folded | 。折り畳み
471473表示カラムの色はFoldColumnグループによって設定される| hl-FoldColumn | 。
@@ -475,7 +477,7 @@ zk カーソルより上方の折り畳みへ移動する。閉じられた折
475477 :highlight FoldColumn guibg=darkgrey guifg=white
476478
477479
478- 折り畳みレベル *fold-foldlevel*
480+ ☆ 折り畳みレベル *fold-foldlevel*
479481
480482'foldlevel' は数を設定するオプションである: 大きな数を設定するとより多くの折り
481483畳みが開かれる。
@@ -490,7 +492,7 @@ zk カーソルより上方の折り畳みへ移動する。閉じられた折
490492ていた折り畳みは開かれない。
491493
492494
493- 折り畳みテキスト *fold-foldtext*
495+ ☆ 折り畳みテキスト *fold-foldtext*
494496
495497'foldtext' は式を指定する文字列オプションである。この式は閉じられた折り畳みを
496498示すテキストを得るために評価実行される。例: >
@@ -499,7 +501,7 @@ zk カーソルより上方の折り畳みへ移動する。閉じられた折
499501
500502 これは折り畳みの最初の1行を、"/*" と "*/" を追加し "{{{" を削除して表示する。
501503多めのバックスラッシュ(\ 記号)はある文字が ":set" コマンドに解釈されてしまうの
502- を避けるために使用されている。これは以下のように関数を定義するとより簡単になる :
504+ を避けるために使用されている。これは以下のように関数を定義すると最も簡単になる :
503505>
504506
505507 :set foldtext=MyFoldText()
@@ -509,6 +511,9 @@ zk カーソルより上方の折り畳みへ移動する。閉じられた折
509511 : return v:folddashes .. sub
510512 :endfunction
511513
514+ 引数なしでの関数呼び出しを使用する利点は高速なことである、
515+ | expr-option-function | を参照のこと。
516+
512517'foldtext' は| sandbox | 環境下で実行評価される。現在のウィンドウはそのラインの属
513518するウィンドウへ設定される。コンテキストはオプションを最後に設定したスクリプト
514519のものが設定される。
@@ -539,7 +544,7 @@ zk カーソルより上方の折り畳みへ移動する。閉じられた折
539544ブルクォートを使う場合にはバックスラッシュが必要である。 | option-backslash |
540545
541546
542- 折り畳み表示カラム *fold-foldcolumn*
547+ ☆ 折り畳み表示カラム *fold-foldcolumn*
543548
544549'foldcolumn' は、ウィンドウの端に確保される折り畳みを示すカラムの幅を指定する
545550数。0 ならば、折り畳み表示カラムは確保されない。通常は4から5が一般的。使い物に
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